本場アメリカのプロ野球現場で、
実際に選ばれているスポーツギア
ロサンゼルス・エンゼルス(3A)AT・池田 昂己氏 監修。
現場でのリアルな声をもとにアイテムを厳選してもらいました。
アドバイザー紹介
監修者:池田 昂己 氏 (米国公認アスレティックトレーナー(BOC-ATC))
南ミシシッピ大学卒業後、マーサー大学大学院にて修士号を取得。
現在はロサンゼルス・エンゼルスの傘下(3A)にて選手のケアやリハビリ担当。
2026年WBCではチェコ代表チームのATとして帯同するなど、国際舞台での実績も豊富。
おすすめ早見表
| 商品名 | こんな人におすすめ・現場での特徴 | 一言評価 |
|---|---|---|
![]() コーチ |
手首・足首などの基本固定に。予算が限られていてもまず選ばれる圧倒的定番。 | 現場トレーナーの95%が選ぶ ★★★★★ |
![]() カラー |
ケガ予防だけでなく、ユニフォームに合わせて“ファッションとして楽しむテーピング”。 | アメリカで流行中! ★★★★☆ |
![]() フラット |
内野手の守備パフォーマンス向上に。グローブの面に当ててボールを取る捕球動作の習得に。 | 毎日の守備練習の定番 ★★★★★ |
![]() フィットネス |
試合に向けた高強度なウォームアップ・加速力アップに。 | 100%以上の力を引き出す ★★★★☆ |
![]() フォーム |
練習前の2〜5分のセルフケア。気になる部位をほぐす、ストレッチ目的。 | 選手個々の必須ケア用品 ★★★★☆ |
ここからは、本場アメリカのプロ野球現場で
これらのギアがどのように使われているのか、専門的な視点から詳しく解説します。
おすすめ商品一覧
■ テーピング用品
現場で最も使用頻度が高い、選手のパフォーマンスを支える定番のテーピングテープ
コーチ(ホワイトテープ)
予算が限られていても、まず選ばれる定番テープ
アメリカの大学・プロスポーツの現場で長年愛用されている定番、非伸縮(固定)テープ「コーチ」。
実際に現場で活躍するトレーナーによると、「もし予算の都合で1種類しか選べないなら、95%くらいのトレーナーはこのテープを選ぶ」と言われるほど信頼されているアイテムです。
現場でのリアルな声
患部の保護や、足首・手首の固定、捻挫予防など、必要な可動域を確保しながら過度な動きを制限するために幅広く使用されています。野球の現場では手首に使うことが多いですが、固定されすぎないよう自着テープやエラスチコンと組み合わせて調整しています。
カラー固定テープ
ケガ予防だけじゃない。アメリカでは"魅せるテーピング"が定番
池田さんが所属するチームでは、期間限定カラーやコラボなどシーズン中に10種類以上のユニフォームを着用。ユニフォームの色に合わせて、選手がカラーテープを手首に巻いています。
チームでは6色ほど常備。選手自身が色を選んで使用ファッションの一部として楽しむのがアメリカではポピュラーです。
現場でのリアルな声
日本ではまだあまり浸透していない使い方ですが、今後は広がっていくと考えられます。特に、ユニフォームの自由度が高い草野球では、モチベーション向上も含めて非常に取り入れやすい使い方です。
■ 守備練習用品
毎日のルーティンとして取り入れられている、確実な捕球技術を磨くためのギア
池田さん
「メジャー傘下の内野手たちも、基本の『グラブの面を意識する』という地道な練習を毎日繰り返しています。このフラットグローブ・スモールグローブはその感覚を養うのにベストです。」
フラットグローブ
グローブの面をボールに当てる捕球動作が身につく
池田さんが所属するチームでは、守備コーチがフラットグローブを毎日の練習に取り入れています。特に内野手の守備練習で使用することが多いそうです。手の平の芯でボールを捕球する「当て捕り」の感覚が強制的に身に付きます。
現場でのリアルな声
10〜15mほど離れた場所から軽く打ったボールを、膝をついた状態や通常の体勢で捕球。グローブの面をしっかりボールに当てる動きを繰り返し、正しい捕球動作を体に覚え込ませます。
スモールグローブ
捕球の難易度を上げるスモールグローブ
フラットグローブでの練習後に、通常のグローブの約2/3サイズのスモールグローブを使用しています。スモールグローブは、通常のグローブに近い形状でありながらサイズが小さいため、あえて捕球の難易度を上げることが目的です。
現場でのリアルな声
フラットグローブの後はスモールグローブの順で守備練習を行い、最後に普段使用しているグローブに持ち替え、同じ練習を行っています。そうすることで感覚が養われ、捕球力向上に繋がります。
リンドスポーツからのおすすめ
守備練習以外の日々のバッティング練習でも大活躍のおすすめトレーニング用品です。
■ ケア・トレーニング用品
ウォームアップの第一歩に欠かせないコンディショニングアイテム
池田さん
「フォームローラーで体をほぐした後、フィットネスバンドを使って負荷をかけながらウォームアップを実施。高い強度まで引き上げ、試合に向けた準備や加速力アップに繋げています。」
フィットネスバンド
ウォームアップで活用されるフィットネスバンド
ウォームアップで選手が走る際に腰まわりにバンドを巻き、ストレングスコーチが後ろから引っ張って負荷をかけながらウォームアップを行います。また、このトレーニングは加速力アップにも繋がるそうです。
現場でのリアルな声
ただ走るだけでは限界まで強度を引き上げにくいため、バンドの負荷を用いて高い強度を生み出し、試合へ向けて万全な状態を作ります。
フォームローラー
ウォームアップの最初に使用するフォームローラー
池田さんの所属チームにはフォームローラーが10個以上用意されており、選手は練習前のウォームアップで使用しています。トレーナーがリハビリ目的で使用するというよりも、選手が個々にウォームアップの一環として使用することが多いそうです。
現場でのリアルな声
それぞれの選手が自分に必要なウォームアップを行う中で、フォームローラーは最初に使用するアイテムです。2~5分ほどかけて、体の気になる部分や全身を伸ばすために使用しています。

「アメリカの現場ではホワイトテープが定番。まずは基本のホワイトテープと、ユニフォームに合わせて楽しめるカラーテープ、この2種類を揃えるのがおすすめです。」